9月5日、結婚記念日。
気付けば結婚してもう6年。
時が経つのは早いものです。
そして今年の記念日はどこに行こうかと話し合っていたわけですが、外は暑いし室内の何か。とだけ決めていました。
そして行き着いた結論がここ。
アーティゾン美術館『空間と作品』
美術、芸術に触れる日となりました。
今こうして美術品として目にしている作品たちが、どのように生まれ、誰の手に渡り、どのように飾られ、受け継がれてきたのか。
そんなテーマの展示でした。
このアーティゾン美術館には初めて訪れたのですが、とても素敵な空間でした。
僕の美術館のイメージだと、当たり前の事ですが作品がカッチリとケースに入れられ、外から眺める、というイメージだったのですが、今回の展示、美術館としてはとても攻めた展示の仕方をされていたのではないでしょうか。
リビングや書斎などを再現して、ガラスケース越しではなく、作品がどのように飾られていたのか、というのを感じる事が出来ました。
まさに『空間と作品』という事ですね。
そんな美術品たちももちろん素敵だったのですが、僕は内装にも心惹かれるものがありました。
一階と二階をつなぐ階段とか、そこからの見え方とか。
あとは、PCとかタブレット、本が置いてあるスペースがあったのですが、そこの造りが個人的にめちゃくちゃ刺さりました。
これ!!
将来自分の書斎を持てるようになったらこんな感じの造りにしたいなぁと。
こんなに大きくなくていいから・・・。
上までずーっと棚がある感じがめっちゃ好きでした。
鑑賞後は一階カフェスペースへ。
さぁこの後どうしようかと話していた所、銀座で何やら面白そうな事やってるぞと発見。
それがこちら。
『マンガ×AI展』
AIが発展していくこの現代において、我々はどのようにしてAIと付き合っていくのか。
それを考えさせられる展示でした。
AIが決定する判断はどこからくるのか?
それは、どこかの誰かが勝手に決めた事であったり、大量のサンプルから中央値を引っ張ってくることだったり。
それは、もしかしたら、偏った価値観の元から生まれた判断なのかもしれない。
これから起こるであろうAIの問題を、形として見て、感じる事が出来ました。
そして、スマホを使ってのロボット操作や、非接触型ディスプレイなど、まさに「かがくのちからってすげー!」を感じられる体験型展示もあり、なかなかに面白い体験ができました。
ちなみに妻はうまい事反応してくれてたのですが、僕の場合何故か反応が鈍く・・・www
実は機械にはあまり好かれない体質なのかもしれません。
という事で、今日は芸術と科学に触れて、知的好奇心を満たされた一日でございました。
芸術、美術の見方は人それぞれ。
難しく考えず、見て、素直に、思った事を大切に。
こういう記念日も、いいですよね。
コメントを残す